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壁材には沢山の種類がありますが、漆喰の壁材にするか悩まれている方もいらっしゃいますよね。
「漆喰にはどんなメリットやデメリットがあるのかな」
そのような疑問を持った方も多いです。
そこで今回は、漆喰のメリットとデメリットについてご紹介します。
漆喰にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、漆喰のメリットを5つご紹介します。
1つ目のメリットは、時間が経っても劣化しないことです。
近年壁材として最もよく使われるビニールクロスは、時間が経つと黄ばんできたり壁紙が剥がれたりする特徴があります。
しかし漆喰は長い年月を経ても劣化しにくいため、ビニールクロスのように張り替える必要がありません。また、漆喰はほこりが付着しにくいため掃除が比較的楽です。
2つ目のメリットは、洋風、和風、どちらにも合うことです。
漆喰は和風な家に似合う印象を持たれる方も多いですよね。
しかし、漆喰はさまざまなデザインがあるため、表面の仕上げ方によって洋風の家にもマッチします。
3つ目のメリットは、調湿機能に優れていることです。
漆喰は、優れた吸湿、放湿性を持ち合わせています。
漆喰を使用することで、室内を快適な空間にできます。
4つ目のメリットは、耐火性に優れていることです。
漆喰は建築基準法第2条第9号で不燃材料に認定されているほど耐火性が高いです。
また、化学建材のように燃えてもダイオキシンなどの有害なガスを発生しないため安心です。
5つ目のメリットは、抗菌性があることです。
漆喰は強アルカリ性の性質を持っています。
そのため、細菌やカビの発生を抑えられます。
漆喰は魅力的な壁材ですが、デメリットもあります。
ここでは、漆喰のデメリットについて2つご紹介します。
1つ目のデメリットは、施工に手間と時間がかかることです。
漆喰塗りの場合、養生をして下塗りをし、その後仕上げ塗りを行うので手間がかかります。
また、ビニールクロスのようにただ接着剤などで貼って、おしまいというわけにはいきません。
そのため、ビニールクロスと比較すると、工期やコストが高い傾向にあります。
2つ目のデメリットは、地震などの影響でひび割れが起きる可能性があることです。
壁材に漆喰を使用すると、ひびが入ってしまうことがあります。
しかし、近年の漆喰をみてみると、撥水性のある成分を混合して作る手法もあります。
撥水性のある成分が含まれていると、水分が内部に吸い込まれにくくなるため、その後乾燥してもひび割れが起こりにくい特徴があります。
撥水性のあるものといっても天然由来の成分のため、安全性は高いです。
今回は漆喰のメリットとデメリットについてご紹介しました。
壁材に漆喰を使用するかお悩みの際にはぜひ参考にしてくださいね。