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注文住宅を検討しているみなさん、安心できる家とはどのようなものだと思いますか。
結論を言うと、それはバリアフリー住宅です。
今回は、安心できる家、バリアフリー住宅の特徴を紹介します。
バリアフリー住宅とは安心、安全、快適に過ごせる家のことです。
バリアフリーというと、高齢者のためのもの、というイメージがあると思います。
しかし、バリアフリーとは、すべての人が安心、安全、快適に暮らせるようにバリアを取り除くことを指します。
具体的には、車いすの人や足腰の弱い人がつまずかないように、部屋や廊下の境目に段差をつくらないことです。
バリアフリーにするのは、高齢になってからでよいと考える方も多いです。
しかし、老後になってからバリアフリーにしても、順応するのが難しいです。
金銭的にも負担が大きく感じるでしょう。
そのため、バリアフリーにするなら、体が元気なうちからするべきと言えます。
住宅の場所ごとにポイントを紹介します。
1つ目は、浴室です。
浴室は転倒しやすいので、床などには滑りにくい素材を選びましょう。
手すりを設置するのも良いかもしれません。
また、浴室はヒートショックを起こしやすい場所でもあります。
ヒートショックとは、温度差により、血圧が急激な変動をし、失神、不整脈、心筋梗塞を起こすことです。浴室暖房を利用し、浴室を暖かくできるようにしましょう。
2つ目は、トイレです。
トイレは、高齢になった時に備え、浴室の近くに配置するとよいでしょう。
また、広めのスペースをとるなども大切です。
3つ目は、洗面台です。
洗面台の高さに注意しましょう。
健康な方と、車いすの方では、使いやすい高さが異なります。
将来のことも考えて、車いすの時の高さを想定しておきましょう。
4つ目は、リビングです。
リビングは、家族が最も長く生活するスペースです。
高齢者の方の自宅内での転倒事故発生場所は、庭に次いで居間・茶の間・リビングでの事故が多いです。
段差をなくす、滑りにくい床にする、などで転倒のリスクを減らしましょう。
車いすを使用する方がいる場合、テーブルの高さにも気をつけましょう。
車いすのままだと入れないテーブルもあります。
車いすに合わせてテーブルを選ぶようにしましょう。
今回は、バリアフリー住宅について紹介しました。
将来のことも考えて、しっかりリスクマネジメントをしておきましょう。