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注文住宅を建てる際に問題になるのが、住宅ローンの支払いですよね。
注文住宅は高額ですから、住宅ローンを適当に組むわけには行きません。
しかし、この住宅ローンは適応要件に当てはまれば控除が適応されます。
そこで今回は、住宅ローン控除について詳しく解説します。
住宅ローン控除とは、「住宅借入金等特別控除」のことです。
この制度は、住宅ローンの残高に応じて所得税から一定の金額を還付されます。
また、万が一所得税では賄えなかった場合は、住民税から還付されます。
この控除を受けるには適応要件を満たす必要があり、確定申告による申請も必要です。
年間控除限度額は基本的には40万円です。
しかし、認定長期優良住宅などに当てはまる住宅の場合は、最大50万円まで控除されることがあります。2021年の4月1日現在、住宅ローン控除の適用期間は、入居開始から13年となっています。
住宅ローン控除が適応されるためには、以下の3つの要件を満たす必要があります。
債務者(利用者)の要件は、年収3,000万円以上を得ていない個人であることです、
ここでいう年収は手取りではありません。
税金や社会保険料が引かれる前の所得のことを指しています。
会社員、自営業者など収入を得る方法は特に指定がありません。
副業などで別の所得があれば、それも年収金額として計算されますよ。
控除を適応したい注文住宅は、主に居住要件と建物面積の要件を満たす必要があります。
居住要件は以下です。
・建築後から6カ月が経過する前には入居していること。
・控除を受ける年の年末12月31日まで住み続けること。
建物面積の要件は以下です。
・延床面積が50平方メートル以上で、住宅の登記がしてあること。
・自身が居住に使用しているスペースの延床面積が、住宅の2分の1以上であること。
住宅ローンに関する要件は、返済期間が10年以上かつ、分割払いによる返済契約を結んでいることです。
また、その際の融資は銀行などの金融機関や住宅金融支援機構などにしてもらいましょう。
親族や友人から借り入れてしまうと、住宅ローンの控除が適応されないため注意が必要です。
今回は、住宅ローン控除について詳しく解説しました。
住宅ローン控除には様々な条件がありますので、よく確認して確実に控除を受けられるようにしましょうね。
また、注文住宅のことで何かお困りでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。