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「注文住宅で家族が健康に暮らせる家を作りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか。
健康を考えた家づくりをするためには、断熱が大きなキーワードとなります。
そこで今回は寒さによる健康リスクや断熱性能を高めるメリットについて紹介します。
寒さについて甘く考えている方はいらっしゃいませんか。
しかし、寒さは時に死亡につながる健康リスクがあります。
主な例としては、ヒートショックを原因とした脳卒中や心筋梗塞です。
また、室内の寒さが理由で、肺の抵抗力が弱まり、肺感染症のリスクも高くなると言われています。
英国保険省によると、昼のリビングの最低推奨室温を21度、夜の寝室の最低推奨室温を18度と定めています。
これは16度未満になれば、呼吸器系疾患のリスクが高くなり、9から12度では、血圧が上がり心臓血管疾患のリスクが高まるためです。
では断熱性能が高い住宅が普及している地域とそうでない地域では差があるのでしょうか。
ヨーロッパでは、寒い地域と暖かい地域では冬期の死亡増加率が違います。
寒冷地であるフィンランドでは、死亡増加率が10パーセント、一方温暖な地域であるポルトガルやイギリスは20パーセント前後と2倍も多いです。
これは、温暖な地域ほど断熱性の高い住宅が普及しておらず、冬の室温が低くなるためだと考えられています。
日本においても、寒い都道府県ほど冬場の死亡増加率が低い傾向が見られます。
このことから、温暖な地域でも断熱性能は重視しておく必要があると分かります。
そのため、断熱性能の高い断熱材を使用し、気密性にもこだわった窓を選ぶなど工夫が大切です。
最後に断熱性の重要性について知っていただくために、メリットについて紹介します。
ぜひ参考にしてくださいね。
1つ目は、温度差を少なくできることです。
断熱性の高い家は、各部屋の寒暖差が少ないのが特徴です。
夜に暖房を止めても、朝方まである程度の気温を保てます。
そのため、浴室でのヒートショックや起床時の血圧上昇といった対策にもなります。
2つ目は、健康寿命の延伸と認知症予防です。
ある実験では、寒さの改善によって健康寿命が4歳も延びることが判明しました。
さらに、ロコモや認知症は10パーセント減少することも報告されています。
寒さによる健康リスクや断熱性能を高めるメリットを紹介しました。
当社では健康を考えた家づくりに力を入れています。
住む人に優しい家を作りたいと思う方はぜひ当社までご相談ください。