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みなさまこんにちは。
柳川市K様邸の新築工事とうとう着工しました!
先月末に地鎮祭がおこなわれました。
建築工事が始まる前に、土地を守る神様にその土地を使用する報告と許可を得、工事の安全と家が繁栄することを神様に祈願します。
建物本体の工事の前に、必要に応じて、敷地の境界ブロック工事、地盤補強工事を行います。
柳川市は土地柄地盤補強が必要になるケースが多くあります。
低コストで、環境に優しい松杭による地盤補強が木造の一般住宅ではよく採用されます。
5m程度の松杭を2本つなぎ、トップコンクリートといわれるものを松杭の上に1mくらい継ぎ足します。
松杭での補強は、土が圧縮されて密度が高まり地盤自身の強度を高めるとともに、杭の本数を多く打ち込み深部に渡り摩擦力を増すことで地盤を強くします。
木製の杭を埋めて耐久性はあるの??
という気がしてしまいますが、世界中で長い歴史がある工法で、
日本では鎌倉時代の木製の橋杭が出現したり、水の都ベネツィアでは数百年前に軟弱地盤に数千本の木材が打設されており、現在も構造物を支えているそうです。
工事が終わると地面の中なので見えなくはなりますが、地盤保証保険でしっかり保証されています。
このあとK様邸、基礎工事着工しますが、見えている杭頭にベタ基礎が乗って、建物をがっちり支え続けます。
では今後もげんばレポートをおたのしみに。