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注文住宅は間取りを自由に決められるというメリットがありますが、一方で階段の配置で失敗する方が多いです。
そこで今回は、注文住宅を検討中の方に向けて階段での失敗について詳しく解説します。
今回紹介する失敗例を活かして、理想的な階段を作りましょう。
階段は種類によって特徴が大きく変わります。
今回は、直階段、回り階段、カーブ階段、らせん階段の4種類をご紹介します
それぞれの階段について詳しく見ていきましょう。
直階段は直という字のように、まっすぐな階段です。
階段の構造が単純であるため、費用が少し安くなります。
また、回り部分がなく、階段スペースが少なくて済むので、小さなお家にはぴったりでしょう。
しかし、階段から落ちた際には、どこにも引っかからないので、上り下りには十分注意が必要です。
回り階段には、L型(かね折れ)やコの字(折り返し)などの種類があります。
メリットは、間取りを考える際に、納まりやすい点です。
一方で、回り部分で踏み外す危険があるため、踊り場を設けると良いでしょう。
直階段とは異なり、直線的な構造ではないので、お子さんがいる家庭にはおすすめです。
また、デザイン性が高いカーブ階段、らせん階段もあります。
カーブ階段はアメリカの映画でも見られるようにおしゃれですが、費用が高いのがデメリットです。
らせん階段は、構造上踏み外しが多くなるため、高齢者や小さいお子さんがいる家庭にはおすすめしません。
ライフスタイルや家族構成に合わせて階段を選びましょう。
注文住宅では風通しがよく開放感あふれる住宅にしたいとお考えの方が多いはずです。
しかし、開放感を求め、リビングに階段を設けたあまり、キッチンのにおいが2階まで上ってしまうことがあります。
料理のにおいは2階に上るはずだと考え、キッチンの近くにはリビング階段を設置しないように気をつけましょう。
また、引き戸をうまく使うと、においを遮断できます。
階段の間取りを考える際は、家族の動線を意識することも大切です。
玄関の近くに階段を設けると、帰宅後すぐに2階に向かってしまう可能性があります。
帰宅後、リビングに寄ってから2階に行く間取りにすると良いでしょう。
また、家族が帰ってきたことがすぐに分かる位置に階段を設置すると、家族の会話も増えるはずです。
この記事では、階段の種類と失敗例について解説しました。
お子さんがいる家庭では、階段の安全面にも配慮が必要です。
家族みんなが快適に上り下りできる階段を作りましょう。
福岡で注文住宅を検討中の方は、ぜひこの記事を参考にしてください。