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注文住宅を建設する際には、電気配線も決める必要がありますよね。
電気配線によって電源の位置が変わりますので、ここで失敗をしてしまうととても不便になってしまう可能性があります。
そこで今回は、電気配線の重要なポイントをご紹介します。
まずは、住宅を建てた後の生活をイメージすることが必要です。
電気配線を考える際にはスイッチやコンセントの位置が関係してきますよね。
そしてこれらは、電化製品を使う際や照明や暖房を付ける際に頻繁に使用するものです。
そのため、使いやすい位置に使いやすい機能を持つものを設置することが重要になるでしょう。
しかし、使いやすいものは人の生活スタイルや使用目的によって異なります。
このことから、住宅を建てた後の生活について考えることが重要なのです。
具体的には、設計図面に家具を配置してみてください。
この際、平面図で家具を設置するだけでなく、展開図で高さを確認するとより具体的にイメージができ、家具の裏に電源を設置してしまうことを防げるでしょう。
こうして家具の配置を確認した後に、電気配線の計画を立てると失敗の可能性が低いです。
また、実際の生活動線をイメージしておくこともおすすめでしょう。
実際に住宅に住んでいて図面の中を実際に歩いているようにイメージしてみてください。
帰宅して玄関に入った際にどの位置にあればスイッチが使いやすいか、家事を行う際にはどこにコンセントがあると楽か、ということを考えると良いでしょう。
コンセントの数を重視してしまって、位置についてしっかり考えていなかったことで後悔をしている方もいらっしゃいます。
家具の設置スペースを考慮せず、コンセントが家具の裏側になってしまって実際は使えないというケースも少なくありません。
せっかく多くのコンセントを付けても、使用できなかったらもったいないですよね。
コンセントが予想外の場所で必要になり、後悔している方もいらっしゃいます。
後悔するケースが多いのはキッチン、玄関、駐車場、納戸などです。
キッチンは調理家電が多いのに、具合の良い場所に電源を設置しておらず使えないということがよくあります。
また、玄関や駐車場、納戸では掃除の際に電源が必要になることが予想されるでしょう。
今回は、電気配線の重要なポイントと失敗例をご紹介しました。
今回の記事を参考にして、電気配線で後悔しないようにしっかり建築会社と話し合って位置を考えてみてくださいね。