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注文住宅を建てるにあたって、和室を取り入れようかご検討中の方はいらっしゃいませんか。
和室にはメリットが多い一方で、ライフスタイルに合っていなくて後悔した、という意見もあります。
そこで今回は、専門家が後悔しない和室づくりとその注意点をご紹介します。
1つ目に紹介するのは掘りごたつです。
飲食店などで掘りごたつがあると嬉しいですよね。
また掘りごたつがあると、一気に和の雰囲気になりとてもおしゃれです。
しかし、和室に設置する際にはいくつか注意点があります。
まず、和室を客間としてのみ使う方は大丈夫ですが、来客用の寝室として利用しようと思ったとき掘りごたつがあると、どうしようもできません。
また、小さなお子様が和室で遊ばれる際に掘りごたつがあると、ケガにつながる危険性があります。
このように、掘りごたつは用途をよく検討して設置しましょう。
2つ目に紹介するのは、床の間です。
昔はあって当たり前だったという家庭が多いですが、今は特にこだわりのない方は無くてもよさそうです。
特に、少しでもスペースを有効活用したい方は畳の部分だけでもいいかもしれません。
最後に紹介するのは、畳の色です。
近年では緑だけでなく、黒や白、青色といったカラーバリエーションがあることをご存知ですか。
しかし、濃い色を選択して後悔した、というお声を頂くことがあります。
フローリングでもそうですが、濃い目の床は傷がつくと淡い色の床より目立ちやすいからです。
室内の雰囲気を大事にしつつ、機能性も考えて畳の色を選ぶことをおすすめします。
和室つくる際は、その用途をよく考えると後悔しにくいです。
主に来客時の応接間や、その寝室として利用を考えている方は、玄関近くに和室を配置するとよいでしょう。
急な来客でも、リビングやほかの部屋を見られずに対応できます。
寝室として利用する場合は、最低6畳あれば十分です。
その際押し入れには客人用のふとんを入れておくと安心ですね。
ゲストルームがあり、休憩用スペースや子供部屋としてのみ使う場合は4~5畳程度が平均的です。
現代においても、新築に和室をつくる方は多くいらっしゃいます。
和室にはさまざまなメリットがあり、うまく活用できれば心落ち着く空間を手に入れられるでしょう。
その際は和室の用途をよく考えて、それぞれのライフスタイルに合った設備を取り入れると、後悔のない和室づくりができそうですね。